🎹ミュージカルを語る夜〜第21幕 パレード〜🎹

🎹ミュージカルを語る夜〜第21幕　パレード〜🎹

🎹お題🎹
パレード

🎹募集ＵＲＬ🎹
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🎹member🎹
💃呼ばれたい名前
①歴
②意気込み

<b>💃のりちゃん</b>
①2021年に1回見ました！
②結構好きなミュージカルです、後味は悪いけど、歌や演出がいい。
→感想はこちら
【観劇】ミュージカル パレード🏳‍🌈 - Hand Of Muse

<b>💃だちょう</b>
①初演1回、再演2回
②よろしくお願いします！

<b>💃Rin</b>
① 2017年の日本初演を1回
② 見終わった後の何とも言えない複雑な感情を皆さんと共有したいです。

💃見学（パレード鑑賞したことはない。）

・おみつさん

・まぁさ

🎹議題🎹

 ＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋

（１）事前勉強する必要がある演目か？Ｎ

D「ニュアンスで理解できなくはないでしょ」

N「いやー？　もうオープニングの兵士たちが歌うところから誰が黒人、白人、ユダヤ人、わからなくて、今何のシーンなんだろうというカオスから始まります」

D「そこからｗｗ　初演のときは黒塗りしていたから黒人白人の区別がはっきりしていたんだけど、今回はスカーフの色で区別していたんですよね」

Ｎ「え、それすら気づかなかったｗｗ」

Ｄ「まぁあそこはオープニングだけの設定の役だし、あまり本編には関係ないからいいんでは？」

Ｎ「いやいや、ここで南北戦争があって確執が残るうえでこのストーリーが始まるんですよっていうこの舞台の裏にある雰囲気を感じさせるために大事な曲だと私は思っていました。なのに歌詞も全然聞き取れない、何人か。余計わからない。先に歴史を少しさらってからパレードを見に行ったので、アメリカの歴史をたどるシーンだとセンチメンタルな気持ちになって観れて印象に残っていますが、事前知識がなかったら関係ないシーンとしてすっ飛ばしましたよ」

D「まぁそもそも僕はオチを覚えてなかったレベルでパレードのストーリーが残ってなかったですけどね」

Ｎ「どういうこと？」

D「レオフランクが無実照明のきっかけをもらって歌う『まだ終わりじゃない』って曲があるじゃないですか、あれが一番印象に残っていて、この舞台のテーマだなと。で、そこのイメージが強くて、最後殺されたことをすっかり忘れていたので、あまりひどい舞台じゃなかったなと記憶に残っていたんですよ」

全員「いや、それはないでしょ！ｗ」

N「まぁ確かにあのシーンの曲のもってるパワーとか雰囲気がすごい・・だから前情報なしに見に行ったら、その曲のパワーに圧倒されて、この曲がこの物語の主題だと思えるくらいはあるかもしれないね。見てるポイントが違うんだ」

Ｄ「そうそう。だからそこまで感情移入する作品だっけ？と思っていました」

N「ものすごい２幕の途中で浄化されたから何も残っていないんでしょ？ｗ」

D「そうそう、そんな内容だったかなと」

R「見直してどうだったの？」

N「ああ、そこか、とかね」

D「最後は主人公が死んじゃうってミュージカルってけっこうあるじゃん。そこらへんと一緒じゃない？」

R「えーでも美しく死を選んでいるわけではないから」

N「史実に忠実だから不条理しか出てこない死ですよね。自分で選んだのではなく、社会に殺されたわけですし」

Ｄ「なるほど」

 Ｎ「まぁそれでもあのどんでん返しの殺されるシーンが飛ぶとはｗ　ただこのパレードの曲や話の中にちりばめられているいろんな話は差別問題だけに収まらない内容でしたね」

Ｒ「堀内さんが献身的でかわいい奥さんで、ピクニックでハッピーエンドにするんだろうと思ってみてたら、最後にものすごい人種差別の根強さで、最後に突き落とされる・・・」

D「や、僕は突き落とされなかった」

N「あなたの場合は（パレードを）記憶からつき落としたんです」

全員「笑」

R「もしこんなつらい気持ちにさせるのが狙いだったら演出の成功ですけど・・・どうして曲はこんなに明るいのに暗い話なのか」

N「どういう意図でこの話を作ろうと思ったかですよね。私こういう話って暗いだけのミュージカルにしたら”なめられる”んじゃないかなって思うんです。『暗いだけで終わらない』『いろいろなギミックが隠されて、芸術作品として完成している』からこそ、この作品が軽視されず、暗い話でもミュージカルとして成功しえたんじゃないかと思うんです」

Ｒ「あんなに紙吹雪まく必要あるんですかね。かなりの量ですよね。何か意図があるんでしょうか」

Ｎ「かき分けながら歩く量でしたよね笑。私は外の明るさと話の内にある暗さの対比を感じられていいなと思いましたけど。紙吹雪に隠れされた本質を表現しているようにも感じます」

R「白じゃなくてカラフルな紙吹雪なのも意味があるのかなって。ずっとふっているのはやりすぎな印象を受けました、最後とか」

N「確かに笑。最後は堀内さんの素敵な歌唱に集中させてくれないかなって」

（２）役者について、そして再演の理想の配役についてＮ

①レオと奥さん

Ｎ「初めて見たのですが、石丸さん演技うまっ!それともはまり役なの?やばいおやじの演技もうまい。すごい見ごたえあった」
Ｄ「そうですね、石丸さんはバランスよく見れる役者の印象」

Ｒ「レオフランクのキャラが石丸さんに近いと思いますね」

Ｎ「裁判の悪いレオを演じるところもリアリティある感じがいやらしくていいなって感じました」

Ｄ「僕はもっといけるだろ！と思っていましたけどね」

Ｎ「えーｗ奥さん役、堀内さんもちょう声も雰囲気も良くて、歌唱が聴きごたえあってよかったなー！堀内さん、役に入っててカーテンコール中も夫を思って始終泣いてるのね、よかったーよすぎたー😭たまに役者の歌の歌詞が聞き取りにくい人がいる。主役二人はすごいんだけど」

Ｄ「まぁ二人とも元四季ですからね」

Ｎ「なるほど！そういえばあの女の子たちの証言するときのダンスが基本変なダンスなのが面白かったです」

②ヒュー・ドーシー　禅さん！

R「ぴったりだと思った」

N「初めて禅さんをイケメンだと思いました。その声で裁かれたい！！」

Ｒ「うん、かっこよかったよね！」

N「あなたの髪の毛のワックスになりたいと思うぐらいには惚れました」

全員「笑」

N「普段のトークはもそもそしゃべっているのに、役になり切って顔をコーティングしちゃうとなんでもなれる方だなーと」

O「禅さんの若返りメイクがすごいですよね、テープでかなり顔を引っ張っていて」

N「え、そうなのか！？確かに少し釣り目気味になっていてかっこよかった、踏まれたい♡」

O「毎回そんな顔作っていたら劣化がひどそう、そこだけ、心配」

全員「笑」 

③トムワトソン　今井清隆

R「私が見に行った初演は新納さんだったんですよね、それが今回いまきよに代わって　・・なんでそう変えたのか。どうでしたか？」

N「いまきよジャンキーのＤさんの前で言うのは忍びないけど、ま、正直に言いますが！！　声が良すぎて浮いていると私は思いました」

Ｒ「でしょうね笑」

Ｎ「歌詞がね、死んだ女の子のことをエンジェルって言って、お前の仇を必ず取る、みたいに歌うんです、だから私声もいいし、歌詞もそれだから、え、ファントム？ここオペラ座？って思っていました」

D「海外版だとラミンカミムルー」

Ｒ「いいねー」

N「新納さんはどうしてもチャラさが出てしますかなー💦」

R「そう！ちゃらそう！そこまで間違っていない。ルキーニになり切れていないルキーニみたいな」

全員「笑」

N「てか、いまきよ市長にしたらよかったんじゃない？　それか禅さんの役と交代？　一人だけ迫力がすごいんですよ、だからこの人ストリーテラーなのかなとか疑っちゃったもん」

D「ブロードウェイ版だとこれぐらいの歌唱ができる人が役をやっていましたよ。だから元に忠実に直すんだなぐらいに思っていました」

Ｎ「それをするんだったら周りの歌唱力もバランスをとっていったらよかったのかな。ピンポイントの部分だけ直している感じがありますね」 

④ジム・コンリー　坂元健児

N「私は厳しい背景の中で生きてきて犯罪を犯した黒人というよりは、日本のヤンキーって感じにしか見えませんでしたね・・・黒人感がない」

D＆R「えー坂元さんといえば歌唱力としては申し分ないんですよ」

Ｒ「でも言われてみれば、首吊りのところまでさかけんだと気付かなかった・・印象に残っていないってこと！？」

N「そうですよ、さかけんのメイン曲は首吊り前の二曲ですよ、残っていないってことは・・・この曲ってさ黒人ブルース感がないと生えないでしょ？　そこが決まらないと、浅すぎてこいつが真犯人だと思える深さにつながらないじゃないですか」

 Ｄ「なるほど、ブルースね」

⑤次世代パレード

R「レオは橋本さとしさんで見てみたいな」

M「じゃあ相手役は松たか子でいいんじゃない？」

N「禅さんもレオいけるかなって思うけど。そうしたら、いまきよさんは検事役にかえてもらって」

M「瀬奈じゅんさんの奥さん役もいいなー」

Ｄ「演技的に禅さんも行けると思うけど、禅さんは主役のイメージがないな」

N「脇固めるほうが好きそうな印象がありますね。あ！年とってからになりますが、まりお君とかどうでしょう、イメージが西洋って感じあるし笑」

全員「いい！」

Ｎ「え、でも推しが苦しむってありなの、Ｒさん」

Ｒ「まりおくんが苦しんでいる顔をするのは絵になるよ」

Ｍ「わかります！まりおくんは苦しんでいる演技がはえますよね」

Ｎ「そうなのか・・・あ、ただ股引履いてるまりおくん、見たくないなー笑」

Ｍ「そうなの？」

Ｎ「うん、殺されるシーンでね、着替えできずにつれだされるの。だから股引みたいのを下半身は履いていて、それが初めて見る石丸さんだったから、なんか石丸さんとの初めての出会いが股引かーーーうーーーん。と笑」

Ｍ「笑」

Ｎ「だから実際まりおくんとかがレオやってそのシーンになってしまったら、全然違うところを見てしまいそう、すみません」

全員「笑」

N「保坂さんって若かったらいけるの？奥様」

M「ありだと思います！でもまりおくんの相手だったら、みゆちゃんでみたいな！」

全員「見たい！！！！！！！（珍しい満場一致）」

R「まりお、みゆちゃんいいねー！」

D「うらけんが弁護士で」

N「かっきーに黒人の犯人役やってもらいます？」

D「ブルースできるかなー」

R「あっきーは？」

M「途中ぽぅっていいそう！」

Ｎ「即却下ｗｗ」

R「知事枠がいないな」

M「禅さんのように貫禄がある人で知事はやってほしいですよね」

R「吉原さんいいんじゃないかな」

N「貫禄枠ですよね」

N「ちなみにシュガーを入れるんだったらどこ？」

D「それこそ知事じゃん」

M「シュガーの『奥さん』を聴きたい」

Ｎ「何そのポイントｗ　もしカッキーがレオをやったら死ぬとき大暴れしそうだよね。浦井君ってこういうのありなの？」

M「浦井君は社会ミュージカル枠じゃないと思います。ファンタジー向き」

Ｎ「なるほどー、ま！とりあえず希望出しておかないとですね、まりお×みゆちゃんでｗ」

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一緒にミュージカルを歌ったり、語りましょう！
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のりちゃん主催サークル　Hand Of Muse～ミュージカル部～

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【美術】PLAY! MUSEUM🐸「がまくんとかえるくん」誕生50周年記念 アーノルド・ローベル展

PLAY! MUSEUM🐸　企画展示 「がまくんとかえるくん」誕生50周年記念 アーノルド・ローベル展に行ってきました！

play2020.jp

🐸目次🐸

（１）とにかく内装が可愛い！

Playミュージアムは絵本美術館なのでとにかく内装が可愛い！
いつも入館するとプレゼントを貰えるのですが、今回はがまくんのクッキーでした💓
こんな嬉しいおみやげがもらえるとは！テンションが上ります。

お土産♡

いしりょく！！！ｗ

（２）まずはアーノルドローベルの仕事の経歴順の作品から見る。

100冊でしたっけ？かなりの作品を作家とコラボしてきたローベルさん。
絵がとにかくかわいい！

そしてなぜ絵本作家を目指したのかという彼の理由や絵本から学んだ一言一言が胸に刺さります。

お説教はまっぴら！

絵本はだれのために書いていてどういう夢を子供たちに届けたいのか・・・いい言葉です。考えさせられました😀

個人的に心に刺さったのは、彼が病気を患っていた寂しさを絵本作家として還元していったというのを読んで、色々な思いから、子供断ちへのプレゼントとして絵本が作られていて、そこから、絵本を読む仕事がある私はぞれぞれの作家たちの思いを汲みとりながら子供たちに届けていける様になりたいなと思いました。

後、広告時代の色彩の制約を耐えてきたことが、がまくんとかえるくんの色彩を生み出して、制約も経験したことはプラス＋に変えていくことができるということが勇気をもらいました。

（３）がまくんとかえるくん展と作品から学ぶ絵本の作り方。

このシリーズの色々な挿絵の原画が見れます。
お話も作家自身が手掛けていたので、文章が修正もされている生原稿を見る事ができます。

ここで面白かったのが、かわいいダンボールでできた（！）３つのブースもどのように編集者に修正されて、文章を変えたかなどの解説が書かれています。
修正しなかった作品もあるみたいですね！

修正①🐸

修正②🐸

さて、もう一つ面白かったのが絵本の作り方が解説されていたところ。
面白かっったのはその次代の印刷技術から、作者は3色の印刷用の原画を作らなくてはいけなかったというのが驚きました。すごい技術！

最後はアニメーションも見れて楽しかったです。

残念だったところは原画が全部英語の部分は日本語の訳がついているのですが、
企画展のタイトルや解説は英訳をされていなかったこと。
いろんな子供立ちに対応するためせっかく海外のものを使っているのであれば、英語訳もあったらよかったなぁ！
ちなみに原画のセリフの訳も一箇所しかないので、私は基本原画の英語で読んでいました。

（４）エリック・カール、おかわり！！！

オープンから１年でわかったことですが、

常設展は１年変わらない

企画展は１年で２回くらい変わること。

ということは全部の企画展を見たい場合は常設展は２度以上は見るということ！

飽きちゃうかしらと思ったけど、以前行ったときとは内装が変わっていたと思います！

なので結構比較できたり、同じ作品を見ても自分の感じ方が変わっていたのを感じられたので良かったと思います！

前回の記事→

bn-tyconist.hatenablog.com

歌う、仕掛ける、見る、などいろんな仕掛けを絵本に詰め込んでいることを改めて知ることができ、また子供たちに読んで上げたくなりました。

エリックカールについて。

エリックの経歴や作風の変化など。

エリックが父親の話で自然を愛し、色々な経験をさせてくれた父に「形のない贈り物をもらった」と言っています。
今回改めて知った言葉だけではない、絵本の中に潜むワクワクや勇気、この形のない贈り物を、いい絵本を知り続けることで、子供たちに届けられるようになっていきたいと思いました😊

おしまい。

●Let’s enjoy together!●

のりちゃん主催　
社会人芸術鑑賞サークル（Club of ART）
https://tunagate.com/circle/23198 (https://tunagate.com/circle/23198)

🎹ミュージカルを語る夜〜第20幕 アナスタシア〜🎹

🎹お題🎹
アナスタシア

🎹募集ＵＲＬ🎹
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🎹member🎹
💃呼ばれたい名前
①歴
②意気込み

💃のりちゃん　N
①梅劇版を2020年はるかーにゃで。相葉ディミ。宝塚版を初演2回。
②好きな演目なのでいろいろ魅力を再発見したいです。宝塚版と梅劇の違いを比較するのも楽しそう！

💃Rin　R
①宝塚版を2回
②久しぶりに超お気に入り作品に出会いました。アナスタシア大好き！

💃 さやか　S
① 観覧歴
　⑴ 2020年3月シアターオーブ版
　⑵ 2021年1月宝塚版
②人の感想を聞きたい。

💃dacho　D
①.梅芸版を両アーニャ、宝塚版をライビュで
②CD欲しい…。

💃まぁさ

①ライブビューイング地元の映画館。宝塚版の星風まどかのソロが。すごく良かったので、過去への旅もソロバージョンを聞いてみたかった。

②見ていてワクワクした作品、座談会楽しみです！

🎹議題🎹

（１）宝塚版と梅劇の違いを比較するのも楽しそう！Ｎ

①アーニャを助けたのはグレブ父？

N「梅劇だとグレブが『父はアーニャを殺せなかった』的なセリフで言ってたような気がしますが、宝塚版ではそこは言わなかったですね。でもアーニャに襲い掛かっている男のシーンが宝塚版だとあったので、もしかしてあれがグレブ父？」

D「え？父は宝塚も梅芸も関係なくない？」

S「いえ、史実でも関係しているといわれているので、グレブ父はアーニャを殺せなかったというのは筋が通っていると思います」

N「しかも宝塚版って兵隊に追い詰められているじゃないですか。梅芸は襲ってきている人の映像を背景に、一家が逃げている演技をしている。だけど宝塚版は一家が兵隊に追い詰められて部屋に移動している演出で・・・普通に見ていてこの流れでアーニャだけがオルゴールを取りに行くのは無理だよなと思いました。代わりに梅劇版はアーニャだけがオルゴールを一人で取りにこれるのは納得する感じで、そこに兵隊が一人現れて暗転。となると、その兵隊しかアーニャを逃がせることができないから、グレブ父かなと思ったわけです、多分それっぽいせりふも流れの中で聞いた気がするんだけど」

 D「なるほど」

N「梅劇は襲ってきた軍が映像ででかい影として映し出され、大きな光とともにアーニャもやられてしまったことを表現する。想像力を掻き立てる怖さだったら梅劇のほうが映像美と怖さがあるなと思いました。そもそも宝塚は襲っている兵隊がバレエを踊る、このライトさ🤣🤣」

S「まぁ宝塚式です。ベルバラのフランス革命シーンすらバレエしますからｗ」

M「宝塚、バレエでまとめるよね🤣🤣」

N「グレブは父が自分の人生を恥じて死んだと歌っていますが、それはアーニャを殺せなかったから？」

S「信念のために一家を殺したことを恥じたのではないでしょうか、父は信念に従って引き金を引いたとあり、信念のために殺人を犯したことを恥じていたのではないかと私は推測していました」

 ②バレエシーンの違い

N「カルテット中のバレエは梅劇は脇に観劇席がありバレエは前に出て踊れるのに対して、宝塚版は前に観劇席、後ろにバレエの舞台なので、臨場感は断然梅劇！！バレエどちらもすてきだけど演出でこんなに攻めてくる感じが変わるとは」

Ｓ「そうなんですよね、すごく奇妙だったのが後ろでバレエを踊っていたのに、拍手を受けて挨拶するのは前に出てくるんだっていうのが違和感でした。梅芸の場合は舞台が真ん中にあり、真ん中で踊り、真ん中であいさつするから臨場感を味わえたんだけど」

Ｎ「ちなみに宝塚版はバレエのときグレブの席がないですよね、梅芸ではあったのに」

全員「笑」

 Ｎ「や、それがすごい席もないのに、柱の陰から覗いて、ストーカー感が強くていいなと思いました笑」

 ③ウラドはなぜ3番手？ 

N「ウラドはめちゃ出てるから私2番手の人がやるかと思ったのに、なんでグレブなの？」

M「正義と対峙するのが２番手がやるもので。3番手が弟分みたいな役をやる」

S「支え役だね。エリザがちょっと特徴的で」

M「ルキーニを２番手がやるんではなくて3番手がやる」

D「トートに対峙する役が2番手になるからフランツになる」

Ｎ「なるほど！！！出番少ないのに、フランツのほうが出番も多く、演技も難しい印象があるのに」

Ｓ「そこが難しいところなんですよね。3番手は脇を固めるいい役者さんっていう立場」

D「ウラドを専科から持ってくるかと思ってたんですが、こなかったですね」

Ｍ「それだけ今回の宙組の役者さんのスキルがとても高かったってことじゃないでしょうか」

N「あのポスターも面白いですよね、主役二人がバーンって乗っているところで円くりぬいてグレブがいるっていうレイアウトのポスター」

Ｓ「なれれば普通よ、宝塚ってそういうものだし」

Ｎ「話変わりますが、ひげとったウラドめっちゃかっこよくてびびった！」

M「わかる、あれはトップになるよね、美しい」

N「そう、めっちゃかっこよかった！！！」

S「宝塚ファンは育てるの好きなのよね」

M「ファンが盛り上がるのは２～３番手らへん。1番になってしまうと対談まで秒読みだからね」

S「その点ホリプロとか梅芸はいっくん推しとかずっといるからできる」

Ｍ「そう、この違い、それが宝塚」

④恋に落ちる瞬間のわかりにくさ。

Ｎ「梅芸版はダンスの時恋に落ちたっていうのが顕著にわかる。うまく踊れるようになったときにハッとしてしまい、二人で見つめあうシーンがあるので」

Ｍ「え、そうなのね。確かに私も宝塚版どこで恋に落ちたのかはさっぱりわからなかった」

Ｎ「普通にしれッと笑顔で踊ってしまうの。それでどこで惚れたのかわからないまま、ナナに会いに行ったときんにウラドが『唯一気がかりなのはあの日のダンス』的な風に歌うんだけど、いやいや、どこであの時恋に落ちたって思ったのっていう。梅芸の時は二人が見つめ合ったときにウラドも『あっちゃー』って顔もしているんですよ、だからわかりやすい！」

S「宝塚あっさりですよね。バレエのシーンでおばあさんを待っているとき、ディマが自分の靴紐を直すシーンがあるんですよ。そこに青いドレスに着替えたアーニャがやってきて、顔を上げたディマがはっとしてみるシーンがあるんですよ」

N「宝塚そのまますぎでしたよね、普通に『いこっか』ってかんじだったねｗ　個人的に気になったのはパリに行った時のアーニャの服が通行人のほうがかわいかったですｗｗ」

Ｓ「それも宝塚あるあるですね」 

⑤ディマとウラドの出会いシーン？

D「最初のシーンはディマとウラドの出会いが描かれているのに気づきました？」

N「梅芸は最初から知り合いだったていで話が進んでますよね」

D「梅芸はセリフで『昔助けられたことで知り合った』みたいなセリフだけ言っているんですけど、宝塚版はその初めてであったシーンを再現しているんですよ」

M「全然わからなかった」

N「同じく。いつもの彼らの日常の一部なんだと思っていた。初めて会った演出にしては印象が薄い。例えば二人が名前を紹介しあうみたいにすればわかりやすかったと思う」

M「そうそう！宝塚の群衆シーンってわちゃわちゃするからどうしてもわかりにくいよね」

⑥なぜソロ曲バックに必ずダンサーが入る。

 Ｎ「私まだ宝塚3回目でわからないんですが、なぜディマのソロやグレブのソロのバックにバレエが入るんですか？グレブはまだグレブの心情を表しているバレエでよかったんですが、ディマのソロは雑音にしか思えなく、なぜ！？のびのび歌わせてあげなよ！その素敵な声に集中させてあげて！と演出に謎を持ちました」

全員「それが宝塚です」

S「ベルばら見たらわかります」

Ｍ「きれいにまとめに行くところがありますね、宝塚は」

Ｎ「なるほど・・・」

⑦宝塚版電車のシーンよかった！

N「絵としてよかった！！」

S「一等車と同じ席なのにってグレブがいうじゃないですか、宝塚のほうはしっかりセットを組んでいるんで一等車に見えるので違和感なくてよかったです」

Ｍ「え、梅芸は？」

N「貨物列車ですね」

Ｍ「え」

Ｎ「くるくる回りながら中が見えるのも楽しくて好きではありますが、宝塚の電車のセットがあってくるくる回り、電車の窓からみんなが顔を出しながら歌う演出のほうがきれいだし、臨場感があって好きでしたね」

Ｄ「その時思想家来ますよね、レオポルド伯爵。 彼は彼女がアナスタシアと知っていて近づきましたよね」

Ｎ「え！？」

Ｓ「そうそう、彼はきっとアナスタシアの顔を知っていて、亡命の列車に乗る彼女を見て、アナスタシアだと気づいたんですね、たからいきなりカツカツ近づいてきた。アナスタシアも驚いているじゃないですか」

Ｎ「なるほど・・」

⑧ちょっとしたセリフ違い。

Ｎ「アーニャが夢に家族が出てきて叫んで起きてディマが来るところあるじゃないですか。あそこで出てくる皇太子が『秘密を教えてあげる、僕、これから殺されるんだよね』みたいに言うんですけど、梅芸版だと『僕、死んじゃったんだよね』って言って抱っこして持ち上げられるの。こっちのほうがぞっとしましたね。叫んで起きたくなるような」 

Ｓ「確かにそちらのほうが怖いですね」

Ｎ「あと皇太子が転んでから写真を撮るのはどっちもデフォなんですね」

全員「笑」

Ｓ「皇太子は体が弱い設定で、だから転んだだけでもみんなが大げさ心配してるんですよ」

 Ｎ「なるほど！」

⑨なんだ、あの最後のカーテンコールパレードは。

N「ラインダンスきれいだった」

M「メリハリきいててきれいだった」

D「今回人がコロナで少なくなっている分、そこが強調されていましたね」

 （２）役者について

①アーニャ＆②ディミトリ―

 Ｎ「アーニャもディマもそのものでも素晴らしかったですね」

Ｄ「今回宝塚版になってディマが主役になった件ですが・・」

Ｎ「え！？　確かに演出は変えてたけどやっぱり主役はアーニャだったよ！」

Ｄ「え！？」

Ｍ「星風さんの歌が素晴らしかったね」

Ｎ「うん、歌の際立ち方がすごかった。ディマのソロ曲も増えているけど、そのあとの似たようなメロディでアーニャが歌うとやっぱり持ってかれていってしまう。ここぞって時にディマが目立つシーンが少なかったように感じます」

 Ｍ「役者が変わったらまた変わりそうですね。ディマが主役になるようにもできるかもしれない」

Ｎ「ほんとそう思います」

 

③いや、グレブってさ。

S「グレブの扱いが宝塚でしたね」

N「めっちゃ曲のリプ入って、出番が増やされ印象付けられている」

S「二番手を生かさなきゃいけない宝塚ですから」

N「え、でもグレブってウラドより出番が少ないのになんで２番手の役なの？」

S「主役に対峙する役、だから悪役とかが２番手がやる傾向がありますね」

N「なるほどーー！梅芸版との違いといえば、一目ぼれ早すぎるだろと笑いました」

S「そう、唐突すぎる」

N「ひたすら同士同士っていうし。梅芸版はアナスタシアの王女としての気品あふれる意思の強さにひかれて言っている感じがするのに、宝塚版はとにかくひとめぼれで、かわいいかわいいで終わりｗ」

S「そのグレブの仕事部屋の初めの女の子たちの踊りは必要なのかなと思いました」

N「職場感を出したかったのでは？ここはグレブの部屋で仕事中で、みたいな」

S「その職場感はいらない。ちょっと宝塚ぽくないかなと」

N「いきなり噂を聞くようなシーンになったら観客は混乱するから最低限の説明用じゃないんですか？」

S「でもそれだったら、グレブが来た時に普通に敬礼すればよくない？」

N「確かに！その尺をほかにふりわけてもいいですよね。グレブといえば宝塚演出を変えてますよね、アーニャがグレブに尋問さえるシーンで、アーニャが緊張しちゃってグレブが緊張を和らげようと笑わせるシーン」

M「日によって地味なものもあるようですね」

N「私は２日目と前楽を見に行きましたが、２日目は失笑だった、不発、だから印象に残っていなかった。なのに、前楽は笑えたので、あ、演出変えてるんだなと思いました。でも本気でわからない笑いポイントを作ってるのがありました。おそらく推しをよく知らないわからないネタだったんだろうな」

M「宙組性の素の感じを出す笑いの取り方だったのかな」

S「ボーナス感を出したんだと思った、身内ネタで笑わせることで」

M「私が見た千秋楽っていう横断幕を作って、よかったらこれできんちゃん走りしてみてとか言われていて」

N「まじかｗｗ」

S「ヅカは特に千秋楽はストーリーをぶっ潰す勢いでお遊びを盛り込んでくるんでｗ」

M「千秋楽の紙をどうするかと思ったら、これ大量に吸ってそこら中に貼っといてとか言っててぶっ飛んでましたよ」

N「私が見たのは千秋楽に向けて小出しにしたギャグだったんですね、千秋楽のほうが半端ない、笑」

④リリー

S「かずきさん、リリーの人。娘役を引けも取らぬわ、色気すごかった」

N「歌もすごかった！かっこよかった！女役のトップだと思ってた。すって立って待っているしぐさだけでも素敵！」

Ｓ「彼女は踊っても立っていてもそのままで素敵、男役の存在感だったり、何より女役にみられる男性にこびるポーズが一切ないのがよかったですね」

M「気づいたら寄り添っているけど２歩後ろみたいなところがありますよね、今回のリリーは本当に凛としてました」

⑤ナナ最高！

Ｎ「ナナ最高だった！歌もセリフもほんとナナ！」

Ｓ「ほんとよかったですね、やはりナナは歌もできる人がやったほうがいいですね」 

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一緒にミュージカルを歌ったり、語りましょう！
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のりちゃん主催サークル　Hand Of Muse～ミュージカル部～

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【観劇】オペラ座の怪人

これまで3回見に行きました。
ただ1回目はなんとなく大昔見に行って覚えていないのでノーカンで！(;'∀')

さてさて、佐野×海沼ですが、

（１）役について
①ファントムについて
・佐野ファントムはキレるときとか声がこもる印象です。屈辱のときもかなりハイな声を出す。ショックすぎて声がこもったり、ひっくり返るみたいな演技なのかなと思いました。とりあえずキレるとカジモドに変身するファントムでしたー😂
・オペラ座の怪人のときの頭をかき分けるのはECSTACY系のかき上げ方でした。
・てか、もしクリスティーヌに代役を変えなかったらその瞬間シャンデリアを落とす気だったんだなと今回初めて知りました。でもそうするとクリも死んでしまうが・・・っていうかクリスが出ているときにシャンデリアを落としてるのって殺す気だった？
・オペラ座3回目にしてファントム左利きだと知りました。
・ファントムさん、不思議な帽子をたくさん持っていらっしゃるのね。

②クリスティーヌ
すごくミュージックナイトの時に陶酔している感じが伝わってくる演技でした。この人の音楽に心底おぼれているんだなって感じと、可憐な感じ。声はひくめな印象でした。think of meの最後の「あーいー」が不思議な段階で落ちていく歌唱。

③ラウル

④カルロッタ
・高井夫人はめっちゃ見かけがカルロッタでした！若いが子が頑張ってカルロッタやってる感は確実にないカルロッタ。

⑤支配人
・今回の支配人は二人そろうと胡散臭さはかなりある支配人だった〜！アンドレ（調子もの）とフィルマン（堅物）の性格の違いも分かりやすい！お互い金儲けに目がない。アンドレとそろって胡散臭さが倍増する組合でしたw

（２）座り位置
2階下手だとボックス席の内容が見れないことを初めて知りました（いつもセンターだったので）

曲リスト
01　プロローグ
02　オーヴァチュア|ハンニバル
03　シンク・オブ・ミー
04　エンジェル・オブ・ミュージック
05　リトル・ロッテ|ザ・ミラー (エンジェル・オブ・ミュージック)
06　オペラ座の怪人
07　ミュージック・オブ・ザ・ナイト
08　謎の投げ縄
09　アイ・リメンバー|夢でさえも見たことのない…
10 　手紙|プリマドンナ
11 　プア・フール、ヒー・メイクス・ミー・ラフ / オペラ 『イル・ムート』
12 　なぜ、こんなところに?|ラウル、私は行ったことがあるの
13 　オール・アイ・アスク・オブ・ユー
14　オール・アイ・アスク・オブ・ユー (リプライズ)

 
01　マスカレード|ホワイ・ソー・サイレント
02　マダム・ジリーの話|サーカス
03　墓地へ
04　もう一度姿を現して
05　さまよえる子供
06　決闘
07　我々の目は節穴だった
08　ドン・ファン
09　ポイント・オブ・ノー・リターン|シャンデリア
10 　地下へ再び|追跡
11 　ラーン・トゥ・ビー・ロンリー

よかった楽曲解説

楽曲解説
https://tsvocalschool.com/classic/phantom-of-opera/#1

🎹ミュージカルを語る夜〜第19幕 ミュージカル生きる〜🎹

🎹ミュージカルを語る夜〜第19幕　ミュージカル生きる〜🎹

🎹お題🎹
生きる

🎹募集ＵＲＬ🎹
tunagate.com

🎹member🎹
💃呼ばれたい名前
①歴
②意気込み

💃のりちゃん
①再演を鹿賀Ｖｅｒで観劇。市村Ｖｅｒでオンライン観劇。
②めっちゃ泣けました。いい和製ミュージカルだと思うので皆様の感想を聞いてさらに理解を深めたいと思います！
→感想💃ミュージカル 生きる＠日生劇場💃 - Hand Of Muse

💃まぁさ
①生きる　配信と生で鹿賀小西版。WOWOWの初演版
②ワンワン泣いた作品。どうぞよろしくお願いします。

💃dacho
①初演は両方、再演は鹿賀版のみ。
②よろしくお願いします！

🎹議題🎹

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（１）みんなはダブルキャストをどう感じたんだろう。Ｎ/D

①誰の渡辺を観てみたいか？Ｄ

M「ほんとに苦しんでるのは鹿賀さんに見えるんですよね」
Ｎ「市村さんはミュージカル的に仕上げて映えるんですよね。鹿賀さんはお芝居を見ている気分にある、一緒に没入してしまう」
Ｍ「わかります」
Ｎ「市村さんは外のほうから広がって魅了されていく感じで、鹿賀さんは内にずしんってくる感じ」
M「いまきよじゃないの？Ｄさん」
Ｄ「え！？いや・・渡辺でみたい欲はないですね」
N「2度目の誕生日が『この曲、星よ、だっけ？』と錯覚しそうだな笑。声がよすぎて」
D「別所哲也とかがいいかな」
M「それでいい！」
D「ある程度歌えて無難にまとめて」
M「老けた演技もできるし」
M「別所は市村さんタイプになるかなって」
Ｄ「もしやまゆうさんになるんだったらそちらが鹿賀さんタイプで」
N「石丸幹二さんは？」
Ｄ「いけるんじゃないかな？村井国夫でみてみたいな」
Ｍ「シュガーとか鈴木壮麻さんとかもね」
Ｎ「日下さんに渡辺・・見てみたいなｗ」
Ｍ「そうすると小説家は息子、田辺ですかね。芝さんがヤクザで」
Ｄ「野中さんを渡辺にするのとか」
Ｎ「ルミエールやジーニーやってる人はいけるんじゃない？小説家はタムタムとか。上川さんは音もはずさないでかろやかに遊んでくれそう」
Ｍ「かわいい小悪魔できるからとよを谷原さんにして、奥さんを鳥原さん」
Ｄ「ロボ庭じゃねぇかｗｗｗｗ」
Ｎ「女の子タングはとよいけるね」
Ｍ「タングいけるじゃんｗｗｗ」
Ｄ「ジェニーも奥さんいけるしｗｗ」
Ｍ「渡辺謙で見たいな、大沢たかおとか」
Ｎ「そんな麗しかったら息子は海宝でいけるね！ｗ」
Ｍ「一番歌がうまいのが息子になるパターンｗ松田翔太の息子とか見てみたいな。それで山本耕史の小説家とか」

②息子に選択肢を設けるなら？Ｄ

Ｄ「息子役の村井良大はよかったと思います」
Ｎ「市原隼人くんは？」
Ｄ「僕は村井くんのほうがよかった」
Ｍ「市原君になるとすごく優しくてお父さん重いこんなに優しい息子だったんですよね・・・この息子だったらお父さんも自分が癌で余命も少ないことを打ち明けたんじゃないかなって感じで・・・」
Ｄ「そうですね、演技が流れ的にこっちのほうがあっているんですよ」
Ｍ「ソロで歌っているところも素直になれないけど心配している気持ちがしっかり出ていて」
N「そう？私はいじけながら歌っている感じだった’なぁ。結局どこもまでも自分って感じに見えてしまっていて、うーんって感じがして」
Ｍ「え！？全然違いましたよ！？後半から演技を変えたんですかね、とにかくよかったです」
Ｎ「そうなんだ！見てみたいな！」
M「今後この村井の演技プランでやってほしい俳優とすると・・・小池徹平は年齢いってるからできないかな？」
Ｎ「年齢、笑」
Ｄ「不動産の社長に見える人がいいですね、設定であるので」
Ｍ「え、息子、不動産の社長なの！？そうなんだ・・・うーん、相葉くんとかできそうな気がする」
N「げんきくんもいけそうな気がする！情っぽいところとかで！田代万里生は？」
全員「こんな美しい息子いないｗｗｗ」
Ｎ「そうですね、美しく歌い上げそう・・・時代と場所が違いそうですね。英才教育の息子の葛藤になりそうｗ」
M「戦後にいなさそう」
N「海宝直人さんは？演技はできるかなと」
D「ここで使うのはもったいない」

③小説家について

Ｄ「小説家っていかがでしたか？」
N「小説家ってやっぱり最初に渡辺のおかげで人生変わったって言っているから、最初は遊び人であとから真面目になるさまを見せるともっと生きるのストーリーを感性で盛り上げていってくれると思うんだけど、そこの演技がうまくいってないとどこにでもいそうな男で終わっているのが残念だなと」
Ｍ「小西の更生感はすごい出てましたよ！」
N「まじかーーー私の中で小西のイメージは1年前の日生劇場でのフランケンシュタインのアンリだったのでスルーしちゃったんですが、最近ほかの役で見て、実はいいっていうのを知ってばかりです」
Ｍ「出会い方大事ｗ」
Ｄ「私は歌の小西、演技の新納だと思っていたのですが」
Ｍ＆Ｎ「逆ですね」
Ｄ「え！？」
Ｎ「新納君は広がる声がいいんですよ、ちょっと低くて。でも小西君はその場でまとまってしまっている声のタイプというか。今回の最初の小説家の歌についてはこれから物語が始まっていくぞっていう広がり感が欲しいのでその意味では新納君なんだけど、声は広がるけどそのあとの演技があまり更生感がないんですよね・・・」
Ｍ「小西君は声が観客側に広がるタイプではないですからね」
Ｄ「誰が小説家をやるといいんですかね」
Ｍ「加藤和樹は？」
Ｎ「更生できるかな？最初からいい人だと思う」
M「情に行っちゃう感じはあってるんだけどなー。チャラやらしたらうまい人か・・・だとすると１９３６！」
Ｎ「なるほど、いけそうだね、そういう路線でくるとげんきくんは？」
M「がんばって悪ぶっているのが目に浮かびます」
Ｎ「なるほどｗ　柿澤は悪ぶるのはうまそうだが最後更生しないで、やくざを牛耳りそう、写真を使って」
M「最後までヤクザとつるんでそう」
N「浦井くんとか？」
M「一生懸命なところがあいそう、没入型も演技にあるし」
N「月もやってるし…デスノートな人がいいのかな」
Ｍ「あ、歌どうなんだろうだけど尾上とか」
D「右近とか」
M「いいね　ジャージー・ボーイズ出てた子、悪ぶった演技できる人」
N「新納は遊び慣れてなかった」
D「え、そう！？」
Ｎ「むしろどこで遊びなれている雰囲気を感じたの？ｗ」
D「居酒屋のシーンの嗜みから・・・新納自身が遊び人という噂を聞いてしまっていたのでその先入観で見ちゃったせいか・・・」
Ｎ「え、そうなのｗｗ」

④とよと奥さん

Ｍ「とよはメインちゃんが合うと思った！」
Ｎ「え！？断然ふうかちゃんでしょ！？かわいいし、メインちゃんは少しどすどすどさどさ歩くところがおばさんぽくって・・・苦笑。ライオンのシェリルを歌うかっこいいイメージのまま楽しみに見てしまったので少々ショックでしたもん」
Ｍ「ふうかちゃんはかわいかったんですけど、渡辺が職場に来た時とか怯えすぎだし・・・援助交際っぽい雰囲気が見えてしまうんですよ。鹿賀さんとううかちゃんが色気ありすぎるからどうしても」
Ｎ「その理由、笑。や、あの雰囲気が私は逆に好きでしたけどね」
Ｍ「代わりに市村さんとメインだったら何も生まれないから安心して見れました」
Ｎ「色気がないから？」
Ｍ「確かにちょっとおばさんぽく・・・」
Ｎ「奥さんはふうかちゃんきれいだった」
Ｍ「ふうかちゃんは所作がきれいなんですよね」
Ｎ「メインちゃんはばたばたしてますよね💦」
Ｍ「そう、ばたばた！」

（２）いい作品でしたが、和製ミュージカルを作ろうと思った意図や、この題材をミュージカルにした理由知ってみたい。Ｎ/Ｄ

Ｄ「コレ、海外でウケるのかなー？と」
N「日本ミュージカルとしてのDeath Noteはすごかったですね。」
Ｍ「うんうん、２．５次元で終わってないもんね」
Ｎ「曲もいい、構成もいい、いろいろ映えるところがあり、韓国進出までいくことができたかなと」
Ｄ「ウェーバーを入れている時点でかなり海外への視野はあったと思う。生きるも海外の作曲家だけどね」
Ｎ「曲もいいし、話もいい。話は本当に日本映画のいいところどりをしたようなじわりじわりくる話ですよね。だけど海外やブロードウェイって考えるとどうなんでしょう。日本の昭和感を再現するのも難しいだろうし、そもそも観客に理解できるかニーズがあるかとか・・そうなるとだったら映画でいいじゃんになりそうな・・」
Ｍ「見に来る人が日本が大好きという設定がないとうけないかなと」
Ｎ「そもそもまた日本で再演もしていくんですかね？」
Ｍ「鹿賀さんと市村さん次第」
Ｄ「ホリプロがどう思っているかにもよるね。どう売っていく予定かもあるし」
Ｎ「さっきいろんなキャストがこうなったらいいなとか話しているときに思ったのが純粋和製ミュージカルとして鹿賀さんと市村さんが今回基盤を作ってくれたなと思うんです。やっぱり日本くささは必要。でも次の段階として海外進出するなら次はどうやって海外に寄り添っていくかなのかなと。例えば有名役者を起用とか、根っこは変えなくても枝葉の部分を海外向け演出にしたり・・次のキャスト選びとか演出の考え直しでじっくり再演でじっくりながらこれから売り方が定まってくるのかな？なんてちょっと想像してみたりします」
Ｍ「これからが楽しみだね」

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一緒にミュージカルを歌ったり、語りましょう！
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のりちゃん主催サークル　Hand Of Muse～ミュージカル部～

tunagate.com

【観劇】ポーの一族（オンライン）

ポーの一族おもしろかった！でも何が面白いのか、こういうので面白かったのは初なので感想を出しにくいｗ😅

www.umegei.com

💃原作💃
萩尾望都『ポーの一族』（小学館「フラワーコミックス」刊）

脚本・演出
小池修一郎（宝塚歌劇団）

作曲・編曲
太田健（宝塚歌劇団） 

💃キャスト💃

エドガー・ポーツネル
明日海りお

アラン・トワイライト
千葉雄大

フランク・ポーツネル男爵
小西遼生

ジャン・クリフォード
中村橋之助

シーラ・ポーツネル男爵夫人
夢咲ねね

メリーベル
綺咲愛里

大老ポー/オルコット大佐
福井晶一

老ハンナ/ブラヴァツキー
涼風真世

ジェイン
能條愛未

レイチェル
純矢ちとせ

💃感想目次💃

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１、とにかく明日海りおさん

宝塚感すげーーー！！

ある程度普通の舞台かなと思って臨んだので最初バラもって出てきたときさすがにちょっと笑いました、が！！！！！！

ぶっとんだ舞台設定と「ポー！の一族！」の言い方に笑ってしまいました、が！！！

見ているとどんどん絵の美しさ（特に女性がエドガーをやることで少年の美しさが際立つ）に引き込まれて行ってしまいました・・・身のこなしのこなしが美しいんです。

２、ほかのキャストの萌えポイント

・千葉君ってはにかんでしゃべるなー、こういう役かなーと思っていたらカーテンコール見てたらそのままのはにかみ方で出てきたのでキャラクターだったんだなと思った笑。かわいー。てか、この美しいエドガーの相手役。どんな人か気になるところで、この千葉君。ところどころ女顔に見えるけど男性。いい意味でバランスの良さを感じました、個人的には。ときどき歌い方がJ-POP寄り。最初は気になったが、逆にその対比がちょうどよいような気がしてきてしまうのは絵的な美しさが催すミラクルか。てか、最後の二人の関係性の怪しさがちょっと萌える。二人そろってると、神秘感がやば増す。

・え、ポーツネルって小西だったの！？　全然気づかなかった、ナイスミドルな声でかっこいい感じで。え、この人かこよかったんですねｗｗｗアンリのとき出会わなければ

その真価を最初から知れたのに・・・なめてた、よかった😂

・夢咲さん、婦人美人やーーーー惚れる。

・メリーベルはかわいい！

・ブラヴァツキーって占いの人か！　え、老ハンナと同じって気づかなかった―ｗｗ　てか涼風さんか！　初見！！　老ハンナの威厳あふれる威圧感と、ブラヴァツキーの全体的にやばいばばぁな感じがすごかったｗ

３、演出について

・そもそも最初の始まりＯＰにエドガーの独白の意味が分からなく、一回見終わると意味がわかる感が個人的にはありました。（あらすじ読んでなかったしね）

ここから過去を見せてどこかで現在に戻って、最初の調査隊と話を面白くからませていくのかなと思ったら、ただたんに話の導入だけの調査隊（あんま意味なかった）

→二回みないと調査隊の関係性がわからないｗｗｗ

・だいぶ笑えるバレエがたくさん入ってるが、途中から気にならなくなるくらい舞台に引き込まれてしまった。それを可能にした衣装さん、役者たちの美しさ、キャラの出来上がっている感じ、ある種の奇跡舞台。

・で、この話が伝えたかったところは？　とりあえずポーの一族の紹介のストーリーの中で美しい舞台、人間美を見せつけるための舞台ということでよろしい？　漫画が舞台になったエンターテイメントとして面白い舞台！（何か教訓を得るものではないのね！最初の始まりがエドガーの神妙な独白から始まるからなんか意味があることを伝えるものかと思ってたらポーの一族の紹介ストーリーだった💣）

４、謎

・最初のグレンスミスのくだりがわからない。このグレンスミスとの関係はどうなるんだっけ？初見だと見直したいところが多すぎてｗｗ

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一緒にミュージカルを歌ったり、語りましょう！
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のりちゃん主催サークル　Hand Of Muse～ミュージカル部～
tunagate.com

【美術館】美を結ぶ。美をひらく。美の交流が生んだ６つの物語@サントリー美術館

『美を結ぶ。美をひらく。美の交流が生んだ６つの物語@サントリー美術館』いってきました！

期間：2020年12月16日～2021年02月28日　

www.suntory.co.jp

🗻ちょう個人的評価🗻

・混雑　
10:00土曜日　空いてます。周りにだれもいない。

・絵画ボリューム
ちょうどいい。

・説明量
大筋のでかい解説が６テーマ、
作品のそれぞれ１つずつに解説がついてます。
内容はあっさりしているので、量のわりにつらくはないですが
知的好奇心がそれほど惹かれる内容ではないのが難点😿

・テーマとの整合性（テーマは美術館URLや写真を参照）
それぞれのテーマセクションについて、海外との関連性を開設した後、多様な作品が見られます。情報としては網羅されています。
個人的に残念なのは、海外との関連性について解説があるのみで、関連した海外の作品をそばに置いてもらえたら、海外と日本の芸術の繋がりが想像できたので良かったと思う。

・テーマの面白さ

芸術がどう華やいでいったか、その繋がりが垣間見れるのもよかったし
作品数が手ごろなので、簡潔に日本芸術をしれてよかったです。

・右脳左脳度
半々。

・建物
建物というか飾り方がとてもいい。
今回2回目ですが、前回とまた違う見せ方が良かった。
前回→

bn-tyconist.hatenablog.com

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目次
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１、入口がとってもきれい！

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ごあいさつからの入口が本当に美しい、これ見るだけでも価値があったんじゃないかな！

また言葉がいいのね、
『異なりものを結び開くのは美術の本質』
芸術ってなんでもいいですよね、この感覚が得られるのはやっぱり感性教育、芸術だと最近ますます思うのです！

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２、展示の詳細（写真とともに）

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Story１： ヨーロッパも魅了された古伊万里

ひょうたんという水注の形が生まれた由来が面白かった。

・色絵菊桔梗文瓶

・色絵獅子鈕波鷹文大壺

・色絵松竹梅鶴文注器

え、これのどこに人が？

足だーーーーーーーーーーー！！！！！

・美人・・なるほど。

Story２： 将軍家への献上で研ぎ澄まされた鍋島

Story３： 東アジア文化が溶け込んだ琉球の紅型

すごい細かい―！！

この演出はきれいだったなー

Story４： 西洋への憧れが生んだ和ガラス

麗しい作品が続きます。 

Story５： 東西文化が結びついた江戸・明治の浮世絵

普段見ている浮世絵とは違って、明治維新や西洋化をしていく浮世絵って珍しい感じがして面白かったですね。

浮世絵は時代を描いてきたんだなーって見てました。

Story６： 異文化を独自の表現に昇華したガレ

なんともえない不思議さ。

ナス！！！

展示が美しかったー

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３、全体的な感想

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・生活のイメージができる食器か。
一章を見ていて、この食器を使うような人たちはどういう生活だったのかということを考えました。でもけっこうイメージできません。お互いの時代の乖離から見て取れないのか、この作品たちからは生活感がうまく感じ取れません。もっと相対的にいろいろ知りたいと思いました。そして私たちの今の食器とは何がメジャーなんでしょうか。IKEA？笑。どこに向かっていってるんだろう！

・和食器の種類を知りたい

 改めていろんな食器があるし、その食器になるまでいろんな歴史があるなと思いました。インテリアを勉強したいなぁ！

・日本美術をお手ごろに垣間見れていい展示でした！

あとは展示を見ただけでもっといろんな繋がりについて補足イメージを補えてたならもっと最高だったんだけど、足りない分を勉強します！ 

●Let’s enjoy together!●

のりちゃん主催　
社会人芸術鑑賞サークル（Club of ART）
https://tunagate.com/circle/23198 (https://tunagate.com/circle/23198)