美術⑯ 草間彌生美術館にいってきました!
~第4期 集合の魂たち 展示内容~
1F 水玉強迫
2F 集合・集積 作品集
3F わが永遠の魂シリーズ
4F 天国への様子(インスタレーション)
5F PUMPKIN&書籍棚
🍆1F 水玉強迫
どーーーーーーーーん。
🍆2F 集合・集積 作品集
ここは写真禁止。草間さんの初期の『集合・集積』関する作品が並んでいました(画集から1例の写真を抜粋します)
🍆3F わが永遠の魂シリーズ
ここも写真禁止。草間さんのわが永遠の魂シリーズ作品が並んでいました(画集から1例の写真を抜粋します)
🍆4F 天国への様子(インスタレーション)
梯子と光、鏡のインスタレーション。
永遠に続く天国への橋。
位置をずらすと自分の身体も永遠に繰り返し映し出されています。
赤が好きだった。
🍆5F PUMPKIN&書籍棚
以前はタイルのかぼちゃでしたが、アルミな感じのかぼちゃに生まれ変わっていました!2代目かぼちゃらしいです!
🍆🍆🍆全体感想🍆🍆🍆
今回草間彌生美術館は3回目なので(1,3,4期を見た)
だいぶこの草間彌生美術館の不思議さとの付き合い方というものがわかってきまして、
草間彌生美術館は基本『説明しない』のです。
絵の近くに、「これはいつの絵で、どういう意味があって・・・」とか一切書かない。
タイトルすら側に書かないで、管内説明の紙で書いてあるのみ。
これしかないの、手掛かりが。
以前も今回も同様の質問をしたのですが、
「この美術館は説明しない趣旨なんですか?」
と。
「美術館のコンセプトとして、皆様に感じていただくために、説明しないようにしています」
と。以前ギャラリートークが聞きたくて、時間を合わせて待っていったことがあるんですが、ギャラリートークですら説明しない。
ちらしに書いてあった説明をそのままするだけで、説明がいっさいない(笑)
だからわかったのです。
この5Fの書籍棚は「自分で調べろ」と置いてくれてるんだな、と。笑。
というわけで画集や草間彌生自伝などを読み漁りました笑。
いった仲間内で「見ていて理解できないし、不快、気味悪さを感じる」みたいな意見もあり、
私も最初ざわついたりしました。
ざわついて、なんでこの人が有名だったり愛されているのか疑問で、
しかもこのざわつきが妙に気になってもう一度行ってしまったのが前回の2回目のとき。
だいぶ落ち着いてきたものの次いくときはこの迷いの森に人と一緒にきて、
森から抜け出せないかしら…と今回3回目は人とくることを希望していました。
草間さんは自身の統合失調で見ている幻覚を絵に起こすことで対峙して乗り越えられているのだと前回の展示のときの解説で読んだのですが、(わが永遠の魂シリーズなども)
そういうものの投影された絵というのはやはり奇怪なものに見えるのかな・・とか。
これだけの症状を見せられながらも、くじくことなく、自身の作品に消化しきれていることが彼女のすごさだと思うし、
海外のパフォーマンススタイルから有名になった彼女はどう海外から評価されているかとうことは興味が尽きません。
そして3回目の今回はだいぶフラットな気持ちで草間ワールドを楽しむことができました。
不可解。だから見たくなる。
ただ何かあるから、ただの不可解で終わらず、もう一回見てみたくなる、のです。
そんな感じに楽しみながら無事終わりましたー。
次回アリス原画展にいくので、草間さんのアリスを見ながら、比較できるのを楽しみにしています。
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Let’s enjoy together!
幹事主催サークル Hand Of Muse 美術部