Hand of muse🎤🎹

ミュージカル活動について♬

🎶ノートルダムの鐘を見に行ってきた!

🎶ノートルダムの鐘を見てきました!

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🎶目次🎶

 

 

(1)無駄な曲がないのがすごい。

全てのシーンにおいて無駄な曲がないですよね。ストーリーテンポもとれてて、そういうのすごいよね。

てかどの歌も難しいのに聖歌隊ほんとすごいよ。しかもあんなに少人数で音圧すごいんだから、そこがノートルダムのおいしさ。衣装は屋替えお疲れ様です。

 

(2)神を感じる神秘性がすごい。

舞台は背景は一切変えないで、大道具を数点巧みに動かすだけで作り上げているのに、この神感いかに。

→神感の構成要素:照明、背景の茶色やモノトーン感、やっぱり聖歌隊の音圧ですよね。

 あと役者たちの祈る姿勢(芝居)も自分たちが移入して、聖なるものを見ている気分になるのかもですね。

 

そもそも信者ではないエスメラルダが思わず隣人の救いを求めて歌ってしまうほどの神感ってなんだろうね、あの教会が創り出す不思議な空間は。

それこそ祈る人が教会を教会たらしめてるって思った。

 

(3)パリの不条理な運命を遂げた人たち

フロロの弱さから信仰にのめり込み、規則正しく決まった型の中で生きることを決まった弟は兄を離れたこと、

自分の型にはめきれないほどの出会いをしてしまい、崩壊していくフロロ。

ジプシーとして生きてきて不条理の中でも弱い人を願う強さを持ち続けていたエスメラルダは、やっと自分との身分の壁を越えて居場所になってくれるフィーバスと出会えたのもつかの間、そのフロロの思春期病(←言い方)に巻き込まれて殺されるまでにいたり、弱い者の幸せを願いながら死んでいく。

 

誰でもありえるちょっとしたひずみが、この時代のパリでは大事になってしまい、

人々に不条理として襲い掛かる様が本当によく現わされている作品だと思います。

 

私は最初この作品を映像で見たときわからな過ぎて泣かなかったんですが、

友人がこの時代背景を知ってみると、泣かないでみずにはいられないと言っていて、

私は今回この時代背景を分かったうえで見ることができたのですが、むごすぎて逆に涙が出るほどの余力もの余力も残されていない作品でした。

 

(4)野中フロローっていい人だからこそ、しれっと見れてしまう恐ろしさ。(キャストについて)

・野中フロローってめっちゃ人臭くて弱くてよかったです。ザ悪役というんじゃなくて、どこにでもいそうな感じがあって、それが余計に誰が悪者かわからなくなっちゃうのです。(3)の感想を抱きやすかったというか。

役者の演じる役の関係性によって舞台の主題の受け止め方がだいぶ変わりそうに感じました。

「きれいなもの(教会)は必要」的なセリフを言っていて、一歩間違えればいつでも醜い道に落ちる世界の中で、きれいなものにすがりすく様が本当に弱くて、「醜いものは何か?」と問われるより、「きれいなものが必要」っていうセリフのほうがぞっとしてきませんか?

最初はエスメに教会くんな!っていうだけだったのに、夜通しストーカーして、色々見せつけられちゃって気が変になってきて、地獄の炎で私のものにならないなら殺してやるー!って徐々に火がついてしまったんだね。恋の炎じゃなくて地獄の炎が燃え上がってしまったというところがほんと怖いよね。

 

・今回奇跡求めてで、高橋クロパンがすごい奇跡(自分たちの長い居場所となりえる場所)というのをすごい切望してることとその反面どれだけさげすまれてきたのかが伝わってきて、だからこそそのさげすまれてきた世界に「エスメラルダのために」と自分から入るといったフィーバスに情がとっても湧いてしまったというのがすごく伝わりました。本当に奇跡を作りたいからこの人リーダーやってるのよね。

・松山エスメはそもそも地声がハスキーでかなり声がいい。舞台というよりはボイスとかでかっこいいセリフとか録音して配信してほしい感じの低めの声。ほっほっほっ。フィーバスが覚悟を決めて自分と同じジプシーになるとまで決めてほだされた瞬間がすごいよくわかりました。(最初は居心地よくなりかけて怖くて逃げてたのに)

 

(5)様々な舞台のキニナル

・カジモドがフロローに祈りを与えられながら食べさせてもらっていたのってお祈り用のパンと葡萄酒じゃなくて、朝食ですよね???少なくない?っていうか昔の朝食ってこんな感じなの。少なくない?(大事なことなので2度聴く大食らい)

・フィーバスってそういや弟もやってるんだっけ。よっ、色男二役。

・フィーバスが家に火をつけろって言われたときそもそも下に傾けた松明の火消えてましたが、いつもそうなの?火消えてるから、樽の水の中に入れる必要ない状況だった。

・エスメに火をつけるの、あれって木にフロローが火をつけてるけど、実際にもえないのは、あの木っぽいのは塗装された鉄とかですか?んで、誰かが遠隔で煙が上がる操作をしてる?

・2回だけ、あ、これオケじゃなくて録音なんだなって感じる瞬間があった。多分演技で盛り上がってるのに、録音だから伴奏との合わせが生じて伴奏にテンションをガッと合わせに行ったのが見えたせいなんだと思う。オケじゃないとこうなるんだなってことを始めて知りました。

・フィーバスたちが首吊りの刑にされそうなとき事故で本当に首しまったらどうしようと心配になって上見たら、そもそも垂らしているのは人なので、万が一そんな事故が起きたらすぐさまその人が手をはずせば命守られる安全策とってるのかなと。

・牢屋も柵で使ってたのを盾にして扉演出で作ってるんですね。結構ぐらぐら揺れますが、倒れないの!?大丈夫!?

・お前ら役にたたない!って言われて石たちは納得して民衆に変わってくっていうのがなんとも面白い演出。流れの都合でそういう演出になっているんだろうけど、他に何か意味あったりするのかしら?

・フィーバスが民衆に戦いを訴えるとき、うっかり柵をもって身を乗り出してるかと思ったら(危ない!とひやひやしてみた)、革バンドの輪っかに手をひっかけて身を乗り出してるんですね。安心。色が柵に近いから柵に見える。安全でイケメンな策。

・カジモドって最後フロローを投げ捨てるときに、骨が折れる??ような音を上げながら背筋を何故伸ばすの?これカジモドの死因の一つ?

・フィーバスってなぜ亡骸をカジモドに譲るの?なぜ?奪い返さないの?

・カジモドってそのあと自分で命を絶ったの?地下に隠れて餓死?

 

 

談話会案件ですね。

 

 

ちなみに前回談話会

bn-tyconist.hatenablog.com