カメラは最初記録を起こす媒体物として発明された機械だった。
それがいつしか美術として人々が表現するように変わった。
人は写真のどこに何を求め、何を表現しているのだろうか。
紫の花が密集して見事に咲いている。
ピンクの花が人を包み込むように幹を伸ばしている。太陽が後押しするように花と枝を照らし、微笑んだり、話しかけているように見える。
ちょっと遊んでみて、たんぽぽの隠れミッキー。
懐かしい。
陰影がかつての過去を隠しながら映し出しているように見える。
太陽が木の力を借りながら、自分の存在を示している。
影は変幻自在で面白い。
影が花を先導するようにとってみたかった一枚。
そして、雨上がりの道。
水がはられた道がいつもと違う一面を見せて美しい。
ただ自然と話しなおして、
自分にとっての自然の癒しを見つけなおして
ただ自然は美しいと実感したそんな旅だった。