第2回ワールドカフェ美術部を開催!“どこにある、いい芸術”パート2
今回は1回目同様、
テーマは「人が来てみたいと思う美術館・鑑賞会は何か。」でした。
⇒第1回ワールドカフェブログ
メンバーは前回の私含み4人とは違う5名で開催!
問1、『今まで見た中でよかった展示や作品は何か。よかった点はどこにあるか。』40分、
問2、『良い作品に出会い、鑑賞を最大限楽しむためにどういう工夫ができるか』40分、
を話し合うことで、良い芸術に出会う方法を探します!
まず問1、『今まで見た中でよかった展示や作品は何か。よかった点はどこにあるか。ですが
出た解答6グループ。
① スケール感を知ったとき
② 自分たちの文化となってる原点の芸術を知れた時の感動。かっこいい!
③ 実際に使ってみるとよい!
④ 大人になってもワクワク感がくれるもの!
⑤ 作品から歴史を垣間見える。
⑥ 日常で感動する部分が増える影響。
と、出ました。
☝今回面白かったところ1☝
美術に対して敷居が低くなんでも挑戦できるタイプ
VS
格式高さから敷居を高く感じるタイプ。
実際絵を描く人
と
今、美術館に行き始めた人
が隣に座ったところにまずこの意見の交錯は見ていて面白かった!
これは美術ではなくてもよく見る現象ですよね。
では、どうしたら敷居は低く(挑戦しやすく)なるのか。
この二人の対話が進むと私はキーワードとして
『橋渡しをしてくれる人』
に出会うって大事だなと思いました。
敷居が高い側の意見で「友達と一緒に行くようにしている」とあって、とても明確だと思いました。
招いてくれる人を側に置くってとてもいい案ですね。
物事ってその積み重ねで芸術への生活感や実感度があがり、
我が事のように好きになっていくと思います。
☝面白かったこと2☝
そんな話をしていると
『そもそも自分に落とし込めるものにしていかないと芸術にはならない』
って案にまで発展し、
私たち…というか私は芸術は「美術」という「学問」から入ったので、情報を覚えるものであって「体感」から入るなんてイメージわかなかったし、
今は文化の成り立ちを学んだお陰で、
人は好きなものを発展させ、
それが大衆になったときに文化に発展して芸術を生み出していく人の営みとわかってきたから、
芸術を身近にしていこうと改められるようになった。
でもなんとなく、最初は美術って格式高いものだった。
これってね、すごいもったいないと思った。
芸術は単なる生活の中にワクワクしてそこにあるものなのに!
人の未知なるものへの抵抗感ってどうやって緩和されていくんだろう…?
☝面白かったこと3☝
そう思いながら問2を話し始めるとこんな解答達が出ました。
① 作品の背景や時代、画家についてなど調べてから行く(教養)。
② でも、調べすぎると先入観になるから程よく調べる。
⇒作品のタイプを調べてから行く。(クラシック系なら知識を調べてこう。とか、この系統は感性優位でいこうとか)
③ とりあえず行ってみよう!興味があるとこから(まずはそこ!)
④ 自分で絵を描く (自分が表現者になり見る視点を増やす)
⑤ 感想を言う習慣を作る。(知識の獲得ではなく、自分の芸術観をアウトトプして自分に落とし込むことを楽しむ)
⑥ 橋渡ししてくれる友人、仲間を持つ。(解説してくれる人など)
⇒自分の考えを認めてくれる人に出会う(安心の場)
⑦ コンディション管理(並ぶの嫌、お酒を飲んで感性)
やっぱり触れてみることなんだなって、
そして自分に肌触りが良くなるようにいい人に出会っていくことが大事なんだなって思った。
格式高くなってしまったものは、それを作った人の手で、地上におろしていくしかないのかもですね。
私はWCの活動が身近に芸術が返っていくお手伝いになったらいいなぁと思いました。
今回のWCログをまとめました↓
☝面白かったこと4☝
ところでコンディション管理の案で
並ぶの嫌
とか
感性を強くするためにお酒を飲んでから美術館にいこう!
(※量は自己責任の下選びましょう)
とか、なんてユーモアのあるメンバー!
今回も面白かった笑。
みんなの名札だいぶ増えてきました!