🖼印象派・光の系譜 展@三菱一号館美術館 にいってきました!
外層から期待高まる~!
&ハリポタ祭りがすごい。
🎨目次🎨
- (1)イスラエルの審美眼を知れる!
- (2)ド水色の印象派
- (3)巨匠VS巨匠~りんごと点の戦い~
- (4)モネ様が一挙公開!モネに近づく機会!!
- (5)印象派の審美眼とは。
- おまけ:EHONS(絵本グッズ屋さん)
🎨🎨🎨🎨🎨🎨
いろいろな巨匠の絵が一斉にそろっている!
もうそのとによる素晴らしさですよ!!
(1)イスラエルの審美眼を知れる!
今回はイスラエルの美術館所蔵の傑作ばかりということで、イスラエルの審美眼も触れることができますね。
語られてもなんのこっちゃって感じでしょうから撮影可だった作品をまず披露。
モネの睡蓮
レッサー・ユリィ「風景」
花咲くリンゴの木 シャルル=フランソワ・ドービニー
ジヴェルニーの娘たち陽光を浴びて クロード・モネ
ごめん、モネ様。私、睡蓮は好きだけど、、この良さはわからないよ・・
麦畑とポピー フィンセント・ファン・ゴッホ
プロヴァンスの収穫期 フィンセント・ファン・ゴッホ
岩のある風景 ギュスターヴ・クールベ
海描くだけじゃなかったんだね。
森の流れ ギュスターヴ・クールベ
(2)ド水色の印象派
結構初期の印象派作品はこれまで見てきた印象派の絵よりも灰色がかっている印象がありました。
ブータンの船の絵とかも素敵なんですが、少し曇った感じの灰色を感じる絵で、水色とかもド水色って感じです。印象派の水って結構水色を使う印象ないのですが、この人の水はド水色に感じました。
(3)巨匠VS巨匠~りんごと点の戦い~
結構似たモチーフで巨匠たちを並べているので見比べるのも楽しかったです。
海の絵が印象深いクールベと女性美を描くルノワールが同じリンゴの静物画に挑戦しているんですが、どっちもど下手で(個人的見解です)
クールベは景色との一体となっている構図に「でかすぎだから!!」というリンゴに感じて
ルノワールはかなりくすんだリンゴでWの意味でうまくなさそうでした。
甲乙つけがたいリンゴモチーフのラストにゴーガンのふちがしっかり描かれているなかなか特徴のある印象的な絵が印象に残り、その線の濃さについて解説で「象徴性豊かなポスト印象派」と書いてあって妙に納得しました。
勝敗はゴーガンってことで。
あなたはどのリンゴが好きですか?
B:点描対決ポールシニャックVSテオ・ファン・ルイセンベルヘ
これも隣り合わせなので比較できて楽しかったです。
個人的にシニャックのほうが細かい?というかそんな色彩に感じて好きでした。
(4)モネ様が一挙公開!モネに近づく機会!!
なんと睡蓮が4枚も来てるんですよ!
KISEKI!!!!
素晴らしいイスラエルからの1枚と
別室に日本から3枚。
その3枚が一気に同じ部屋に。
しかもそのうちの2枚は構図もほとんど似ていて、
1枚は夕暮れ入り
2枚目は夕暮れが深くなってきている
というのがオレンジの進行具合でわかるのです。
これはかなり貴重な体験でした。
印象派の人たちがその場で描き、変貌を遂げる絵画の流れ、
そういうダイナミックな揺れ動き見ていたものを感じさせますね。
モネにしては珍しいとても激しい炎のようなオレンジはすごいですよ!
夕暮れの睡蓮についてはアーティゾンの睡蓮に構図は近いです。
モネ 「睡蓮の池」1907年のほう。 ↓
アーティゾン美術館の開館記念の美術展: ogu's blog (かずさ便り-ちょっとだけPCの話も)
(5)印象派の審美眼とは。
やー、いやされました。
前、三菱でやった印象派展で「癒されに来てください」みたいなキャッチフレーズつけてましたが、ほんとなーんかいやされますよね。
一個面白かったのが
解説で印象派の人々は自然に印象をこめて描いたけど、時代が変わると経済成長によって変わっていく街並みにも印象を見出してモチーフにしていくみたいな解説があり、
面白いなと思いました。
印象派ってよく自然をモチーフにしてて癒されるなーという印象を受けるんですけど、
街並みにも『印象』を見出していくって移り変わっていくのが面白いですね。
人は何に『印象』『impression』を見出していくのか。
ちょっと考えてみたくなりますよね。
以上!
おまけ:EHONS(絵本グッズ屋さん)
帰り道、10月にオープンしたEHONSに生きました(徒歩8分)
ひゃーーーー夢が詰まっている!また美術館の帰り道よります!
ちなみに東京は今ひたすらハリーポッター推し