友人にスリル・ミー勧めたところ、すごく見たいけど、音源がなかったり、動画が断片的でストーリーを知りたいということで、ブログに起こしてみました。
間違いがあったら教えてください!!
🎹🎹CD曲&あらすじ解説🎹🎹
- M1 プレリュード(アンダースコア)(Prelude/Underscore)
- M2 隠された真実(Why)
- M3 僕はわかってる(Everybody Wants Richard)
- M4 やさしい炎(Nothing Like A Fire)
- M5 契約書(A Written Contract)
- M6 スリル・ミー(Thrill Me)
- M7 計画(The Plan)
- M8 戻れない道(Way Too Far)
- M9 スポーツカー(Roadster)
- M10 超人たち(Superior)
- M11 脅迫状(Ranson Note)
- M12 僕の眼鏡/おとなしくしろ(My Glasses/Just Lay Low)
- M13 あの夜の事(I'm Trying To Think)
- M14戻れない道(リプライズ)(Reprise:Way Too Far)
- M15 僕と組んで(Keep Your Deal With Me )
- M16 死にたくない(I'm Afraid)
- M17 九十九年(Life Plus Ninety-Nine Years)
- M18 スリル・ミー(フィナーレ)(Thrill Me(Finale))
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M1 プレリュード(アンダースコア)(Prelude/Underscore)
幼なじみだった“私”と“彼”は、ともに裕福な家庭に育ち頭脳は明晰。
ただの友人というだけでなく同性愛の関係でもあった。
私(レイ):彼の行為に協力し、見返りとして“彼”からの愛を求める。
彼:哲学者ニーチェの思想に傾倒し自らを“超人”と宣言。そのことを証明するため、そしてスリルを味わうために放火や窃盗などの犯罪に手を染めていく。
M2 隠された真実(Why)
舞台は54歳となった“私”が見ず知らずの少年を手にかけた事件の裁判後、34年の服役を経ての仮釈放請求のための委員会に出席し、尋問するところから始まる。
M3 僕はわかってる(Everybody Wants Richard)
突然別の大学に編入してしまった彼から連絡があり、19歳の時に久しぶりに再会する私と彼。
再会を喜ぶ私に彼はつれない態度をとる。
私は彼の女か遊びを諌めながら、自分こそ彼を愛している人はいないと説く。
彼は放火遊びの手伝いをするなら遊んでやってもいいといい、彼と関わりを持ちたい私は渋々承諾する。
M4 やさしい炎(Nothing Like A Fire)
倉庫で放火した炎を眺めながら満足する彼。
私は彼とつかの間の幸せな時を過ごす。
M5 契約書(A Written Contract)
放火から数日、彼からの連絡はない。
我慢できなくなった私は彼の家に押しかける。
犯罪まがいなことをしたくない、自分が協力する必要があるのか聞く私に彼は私が必要だと告げる。
しかし私は彼の要求を満たしても自分の要求を満たしてくれない彼に不満をいう。
彼はそれなら《お互いの要求を満たし合う》ことを契約書にして契約を結ぶことを提案する。
二人は契約書を作成して、血でサインをした契約を結ぶ。
M6 スリル・ミー(Thrill Me)
窃盗をしたあと、自分を愛してほしいという私に対して、要求をはぐらかす彼。
私は逆上し、契約書を破り捨てるという彼に、彼は要求を飲む。
M7 計画(The Plan)
私と彼が人や過ごしたあと、彼はもっと超人的な行いは『殺人』だと話し始める。
そのために憎んでいる弟を殺すという彼に、家族を殺すのは良くないと私は止める。
彼は代案として知らない10歳ぐらいの子供を殺すこと、脅迫状を準備して計画殺人として仕立て上げることを提案する。
M8 戻れない道(Way Too Far)
彼の要求を断れなかった私は彼の計画する殺人の道具の準備をしながら、自分たちの歩んでしまった道に後悔しているが、もう戻れない覚悟を決めていく。
M9 スポーツカー(Roadster)
彼は知らない子供を車に呼び寄せ、殺す。
M10 超人たち(Superior)
殺人を犯した彼は興奮に対して、私はこれから起こることやメガネを落としてしまったことを恐れてパニックを起こす。
彼は落ち着いて脅迫状を書くよう伝える。
M11 脅迫状(Ranson Note)
脅迫状を準備する私と彼。
M12 僕の眼鏡/おとなしくしろ(My Glasses/Just Lay Low)
排水溝に隠した殺した少年の死体が見つかり、その次の日には私の落としたメガネが現場で見つかってしまう。
彼は落ち着けと私に諭す。
M13 あの夜の事(I'm Trying To Think)
警察に聴取をされる私に彼は先に考えたアリバイを伝える。
それは見知らぬ女性と一夜過ごしていたため、自分のアリバイを証明できるのはその女性しかいないというものだった。
それを、私は忠実に守って警察に伝える。
M14戻れない道(リプライズ)(Reprise:Way Too Far)
彼との約束を忠実に守った私に対して彼は共犯者と疑われないため関わりを持たないこと、また責任はメガネを落とした私だけにあると拒否をする。
私は自首してお互いの悪事をバラすことを伝えるが、彼は逆上し、そんなことをしたら絶交だと告げて部屋を去っていく。
M15 僕と組んで(Keep Your Deal With Me )
私の自首により共に刑務所に収容された二人。
彼は私の裏切りに逆上するが、私は冷静に自分は自首により死罪は免れるかもしれないが、実行犯であり隠蔽した彼の立場はこれからの私の言動次第で変わるのかと淡々と語る。
彼は私に謝罪し、何でもするから自分した契約をもう一度組み直してほしいと嘆願し、私は承諾する。
M16 死にたくない(I'm Afraid)
裁判前日、判決におびえる彼が死にたくないと取り乱し叫んでいるのを私は冷静に聞いて夜を過ごす。
M17 九十九年(Life Plus Ninety-Nine Years)
裁判の判決は『終身刑プラス99年の懲役』となり死刑を免れた二人。
死刑を免れたことで喜ぶ彼に、私はこの殺人は彼を手に入れるための計画であったことを告げる。彼は『メガネが落ちてなかったら』と問うが、私はわざと落として今回の計画に利用したことを告げる。
真相を知った彼は恐れ戦きながらも、もう取り返すことはできなかった。
私は彼を手に入れたことを喜び、一生離さないと告げる。
M18 スリル・ミー(フィナーレ)(Thrill Me(Finale))
時は現代に戻り、仮釈放請求を認められた私は34年ぶりに社会に出る。
彼は受刑中、風呂場で受刑者との揉め事に巻き込まれて死んでいた。
返されたカバンの中に彼と写っている写真があり、34年ぶりに見た彼の写真に私は彼への思いをはせる。