●PIXARのひみつ展
トイストーリーモンスターズインクカーズなどこれまで明かされていなかったピクサーの作品作りの裏側を体験を通しながらアジアで初公開。
●感想●
表情を作る、動きを作る、背景の光、影の暗さを作る、などいろいろな映画に欠かせない要素を作成する体験が勢ぞろいしていて、充実しまくりの展示だった。
これはぜひ体験してもらった方がいかにピクサーが数学と科学なのかがわかる。
背景一つとっても、ライトの選び方が何千パターンもあり、一番ストーリーの世界に合っている効果的な場面作り、選び取っていく・・この計算高さ!
天然パーマの自然な揺れの動きを、ばねの動きを分析しながら編み出していくというのだからこれまたすごい。
キャラクターとストーリーの“生”の感覚を、よりアートに、より現実的にち密な計算によって選び取るPIXARの試みに改めて感嘆するばかりでした。
① 目や口を選んで表情を作る。
② 光の当て方を変えて、一番ムーディになるものを選び取る。
③ 草の配置を変える。生い茂ったり、簡素にしたり。
④ 映画の作成工程。