美術⑭ 市原湖畔美術館にいってきました!
『夢見る力未来への飛翔~ロシア現代アートの世界』
を見てきました!
2019.08.04.Sun – 10.27.Sun. 夢みる力―—未来への飛翔 ロシア現代アートの世界 | 市原湖畔美術館/ICHIHARA LAKESIDE MUSEUM
市原湖畔美術館は千葉県にあります。
1日でも早い台風災害からの復興を願いつつ、素敵な千葉を紹介させていただきます!
美術館写真
美術館手前のピザやでみんなとランチ♩
うまー(゚д゚)ウマー
展示の仕方は3構成になってました。
- 宇宙をめざしてー夢想家の書籍
- 空想の旅―空への階段
- 冒険に出かけようー大きな世界へ
入り口にはロシアの宇宙への想い・意義についてや、日本とロシアの関わり、ロシア芸術とは何かという解説がありました。
さらに進むと
1章が始まり、パスタ×宇宙で『宇宙』を表現したアーティストの作品が。
パスタとパンで表現することで宇宙を身近に感じてほしいという思いがあるそうです。
後、偉人の言葉も並びます。
そしてロシアの月をテーマにした絵本『かぜをひいたおつきさま』の原画のお部屋。これはかわいい!少し月について私もお手紙を作成していきたかったです!
第2章は親日のロシア人現代アーティストの方々の作品。
どこかの説明に書いてあったのですが、ロシアは海外の文化を吸収することを禁じられた時期があり、
海外の文化を吸収したり、宇宙に想いを馳せることで心を自由にすることへの強い要求があったようです。
熱い日本への想いを持ちながら何十年も持ち続けながら、やっと日本とのアートで交流の場を手にした方々の作品が並びます。
ながい絵本がずらっと並んだり(宮沢賢治に影響をうけている作品のようです)
大きなインスタレーションだったり(正面玄関、門、空への階段)
この方の作品優しいなと思っていたら娘さんの生死の経験が関与しているそうですね・・。
どの作品も『日本』『宇宙』を彼らの中に取り込んで大事にされてきたんだろうなという想いを感じました。
私が一番好きだった作品はこの3章の『ナルシス』というものですね!
黒い部分は水で、
水に埋まった道を世界4か所の海の映像を見ながら渡っていく作品。
声が不思議な反響をして、すべてが一体化したような作品で、
瞑想的な作品に私は感じました。
この美術館が石でできていることもあり音の反響がいいんですよね!
出口地下1階のところのお部屋の反響がとっても良くて!
うっかり「日本ポイ歌をうたうのに向いてるね」と誰もいないことをいいことにもののけ姫の物まねしてたら、
「反響がよくて、1階の入り口まで声が聞こえてました」と学芸員さん?に笑いながら言われ、
やばい、反響!!!!(爆)
あの音響最高だなぁ・・・オペラ座の反響ってこんなかんじなのかなぁ。ちょー音がよかった!
そんな感じで『宇宙』というか、ロシアが大事にしてきたものとか、私たちと違う信仰性を感じたというのが感想です。
まるで私たちの富士山信仰みたいだなと思いました(*’ω’*)
ロシアはアメリカに勝つために宇宙開発に信念を捧げていったそうですが、
どんな環境、どんな人に囲まれたかで、行動が生じ、信念が生まれ、まったく別の生き方が生まれていく。
やはり海外の文化を少しでも知ると、自分との違いに、人の思考の不思議さと、
自分は何を選んでいくのかななんて思います。
ひとまず千葉が大変な中、変わらず予定通り友人と旅行ができて、まずありがたさですよね。
帰り道に屋根がいずれも吹き飛び、ブルーシートで覆っているうちを何軒も見ました。
1日でも早い復興を願うとともに、少しでも千葉の魅力の一つが私の拙い文章で伝われば幸いです。
帰りは證誠寺にいってきました!
童謡「しょしょしょじょじ、しょじょじのにわわ♩」のモデルのお寺ですね!
和尚さんがたぬきさんと仲良くなり供養したことからそういう歌が生まれているそうですね。
中には狸さんのお墓がありました。みんなでお賽銭をおいてきました!
SA海ほたるにもかえりより、とても美しい道路のアーチが素敵でした♬
幹事主催サークルHand of Muse
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