プレイミュージアムの『どうぶつ会議』展に行ってきました!
🖼見どころ目次🖼
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(1)かわいい内装と作品たちの癒し。
かわいい動物が主人公の絵本なので、とにかく内装やカナダからやってきた製原画約20点がかわいい!
(2)8人のアーティストが絵本の場面をイメージした作品を展示!
それぞれの再解釈に加えて絵や立体、映像で作品が作られていて、絵本を別サイドから見直していく展示はプレイミュージアムの取り組みとしても新しく、新しい絵本展示の在り方が楽しかったです!
参加作家(50音順):植田楽(造形作家)/梅津恭子(ぬいぐるみ作家)/鴻池朋子(現代美術家)/junaida(画家)/秦直也(イラストレーター)/菱川勢一(映像作家)/村田朋泰(アニメーション作家)/ヨシタケシンスケ(絵本作家)
第1幕「まったく、人間どもったら!」
かわいいぬいぐるみの作品!素敵な導入です♡
第2幕「動物ビルで会議があるぞ!」
動物ビルで会議があることを知らせる手紙を出すシーンのイメージイラスト。
いろんな動物がいろんな趣向を凝らして伝達をしているイラストは絵がかわいいだけでなく
かなりオチ面白い!
第3幕「世界をきちんとしてみせるよ!」
会議の場所に各々が向かう。くじらの口に入って運ばれたり、空を飛んだり。
いろいろな移動シーンを再現している作品でかわいいです!
氷山に乗って向かう北極の動物たち。
第4幕「世界一へんてこな動物ビル」
集まった会議室、動物ビルの再現!
これ、中の動物は紙とテープ?でできているって書いてあってびっくりしました。
サイズ感とかすごいですね。
本当にこんな動物たちが会議室に集まってたんだなー迫力!と思います。
第5幕「子どもたちのために!」
会議が始まりました。
その会議シーンをインスタレーションで表現しています。
絵本美術館でインスタレーション作品を見るとは!!なんとも!!
不思議な動物の声が聞こえるなか、様々な毛玉がゆさゆさ動きます。
きっと動物たちが会議してるんだろうなあ。
第6幕「連中もなかなかやるもんだ」
なかなか戦争をやめることを同意しない人間との戦いシーンの作品。
影絵が素敵ですね。
そして京都大学の先生の絵本における動物の役割と境界線について大変難しく、大変長い文章が書かれていました。80%読んだところで主題がいまいちわからず力つきました。
とりあえず物語の世界にいざなうためには動物を用いて境界線を突破していくことはよい効果なんだろうということで(絵本の中にも境界線を取り払って人間と動物で分かり合っていく的な表現がありリンクする部分がありましたね)
第7幕「人類がふるえあがった日」
言うことを聞かない人間に動物は強硬手段。
人間の子供を誘拐して、子供たちを遊びながらかくまいます。
人間は降参して動物たちの戦争をしないことへの協定をのみます。
その闘争の様子をこんなイラストで表現したんだなーと。
ちょっとおどろおどろしくて怖い感じがしますね。
エピローグ「動物会議はつづく」
最後はちょっと本命のヨシタケさんの特別イラストが!ヨシタケさんの考える動物会議のあとどうなったかというストーリー。
うーん、しみますね!!
見ごたえあったなぁ。
(3)テーマが深い🐃
写真を見てみると感じると思いますが、
子供たちの未来を守るためにどうぶつたちが真剣に考え、会議を始める。
テーマは重いのにかわいらしいイラストと巧みなストーリー展開で楽しんで読める
新しい絵本でした。ただ絵本にしては文章がごっつう長い!
何歳を対象に読んだらいいのか・・・うーん、とりあえず小学生かな🐼
今回も素敵な絵本の魅力を知る展開でした。
毎回企画展が変わるたびに行ってしまう魔力は何の展示になっても変わらない。
次はコジコジ展に行きます!楽しみでーーす!