「演技」レッスンを受けて感じた演技を面白くするコツ。
🎵🎹💃⛄目次⛄💃🎹🎵
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1、脚本の理解について
『登場人物の目的を考える』というテーマでレッスンをやったとき、ふと
「今回やるこの場面を面白くするために『目的を考える』という手段を使うけど、そもそも演出家は全部『この場面を面白くしよう』という起点から脚本を考えているのか、それとも『ストーリーの流れを良くする』とかほかの視点をもって脚本を見ているのか。」
演出家の考える演技テーマの1番最初の始まりの視点は何か、という疑問がわいてきました。
先生が丁寧に教えてくれました(途中からメモをしたので、解釈が自己流な部分があるのをお許しください)
「演出家はそもそも台本だけを見て考えているのではなく、台本の前後、例えばその前の人生から広げて深めて考えている。だから、今ここはどこが面白いかとか、どういう意味があるからこの場面が必要なのか熟知している。そもそも意味のない場面だったら台本からはカットしている。伝えたいことが必ずあり、場面を作っている。役者の中に台本だけ見てしまう人がいるけど、前後を考えて場面の意味を考えることが大事なんだよ」
なるほどーーーー!!
①まず第一原則に『場面があるのは必要だから』と根幹的に理解して
②そのうえで、ではこの場面の必要性、テーマはなんであるかしっかり考え、
3vではどうしたらそのテーマが伝わる演技になるのかってことを考えればいいのね。
と自分なりに理解しました(ちゃんちゃん)
2、役者とは何をするものか。
①役者はガイド。
役者はその舞台のストーリー、テーマを伝えるために演じる人。
自分のセリフだけを考えるのではなく、その登場人物として何ができるかと舞台中考え、演じ続けていることが重要で、
それができてないとただセリフを読むだけの演技になってしまう。
自分がどんな役か理解した上で何を話すか選べ、構成していける。そうすれば読まされているセリフにならない。
②役者が『自分の演技はこうなんです!』って決めてしまうのは間違い。
いつでもこうかもしれない、こうかもしれないと芝居の可能性を役を生きて変え続けることが舞台役者には求められる。
『でも私の役はこうなんで!』と臨機応変に対応できないと、芝居の可能性は狭く終わってしまう。
いつでも可能性を残しながら演技をする視点が大切。
③では、役者同士が演技について対立したときはどうするか。
演技を決めるのは演出家の仕事(客観)。役者はそれを演じてみせる(主観)。
その役割で舞台を作るのはやはり大事。
そして、お互いの演技に意見があるなら、まず、お互いのプランで演じてみる。
それで客観的視点でどちらがbetterか考えられるようにしていく。
大切なのは”経験して、考えること”!
そして、役としてどうあるべきか脚本家とともに客観的に演技を見出していくこと。
そして、舞台の中に生きている役自身、当事者になっていくこということ。
そうすることで生きたセリフを言えるようになっていく。
3、立場・登場人物の目的を理解する方法
(1)場面の意図。何を伝えたいか理解をして、セリフを考えると楽しくなる。
・どこに印象を与えるか意識して、演技を選ぶ。(何故この場面を演出として取り上げているか考える)
①雰囲気を垣間見せる。
②熱量を爆発させるルート
・セリフの重要性差も組んで、責任をもってルートを作る。
・キャラセリフが決まってくる、いろんなトーンとかやってみれば見えてくるかもしれない。
→思惑の交錯が飛び交うのが面白いとわかってから演技してから、とてもリズムがよい演技になっていた。
(2)自分の役、相手の役がどういう意図・関係性で動いているのか理解する。
・0幕のそれぞれのセリフを考えると想像しやすい。「(このやろう、安月給だと思ってるな)そんなこと関係ない!」など、()のセリフを自分で考えて、より自分のいうセリフの深みをます。
・想像の補完をするために、日々の人間観察が大事だと、先生の深い0幕のセリフをくっつけていける力を聞いていて思った。
→フレージング法
(3)セリフを言うより空気を動かす。~人のセリフに乗っかれていますか?~
・言いながらセリフを考えるのではなく、感じて言葉に出てしまったというスタンス。
・セリフを知っていたとしても、予定されていない受け方に気を付ける。(初聞き感)
(4)まずは演じてみて、トライ&エラーをし続けてつかみ続けていく!
3、発声について
(1)これからはオンラインの時代、開口せよ!
①舞台のときは気迫が入ってなんとなく伝わる
②ドラマとかならまだしも、ミュージカル舞台の配信だからマイクはセリフを拾いにくくなる
から、いよいよ開口法から逃げられなくなったわよっ!
4、動きについて
・発声しやすい動きをしていませんか?(不自然)→演技として必要な動きですか?
5、デュエット歌唱
①自分のリズムをもって歌う(曲に合わせて歌わない、曲が自分たちについてくる状態)
②自分の感情をもって歌う。→めっちゃエネルギー使う!
・歌わせられているのではなく、歌っている感。
→主語に「私が」「私の」「私を」を入れて歌ってみる。
→しぐさを入れる
③ ①と②ができると、交流が生まれて、”のり”が生まれる。(ノリが良い)
→うまいからのりがいいのではなく、交流があることがのりのよさ。
6、レッスン履歴
①【演技】熱量を爆発させろ!&オンライン時代開口せよ! - Hand Of Muse
②デュエットレッスン~夢はひそかに👡~ - Hand Of Muse